不条理な恋 理不尽な愛 (ベリカ版)【完】
…恍惚
唇を割って入る舌を私は熱心に受け入れた。
その侵入は口腔内を弄び犯し続けた。
「…んっ」
唇が離れた瞬間に息を思いっきり吸い込む。
彼は私の息すら逃すまいと飲み込んでいた。
何度も何度も、貪るように唇を重ねる。
噛みつくような深い口づけに意識が遠のき、
お互いの熱を奪い合うように舌が絡み合う。
首筋に唇が寄せられ、巧みな舌が少しずつ少しずつ私の躰を侵食していく。
「鼻と目じりのホクロ。ほうちゃんがほうちゃんである証」
そう耳元で囁いて、鼻の上、それから目じりに触れるだけのキスを落とす。
「そして、もうひとつ僕が一番好きなやつは、
とびっきりエッチなところにあるんだよ。知ってた?」
そう言うと同時に上着をまくり上げて
右胸の中心の少し横に吸い付く。ちくっと痛みを感じる。
「えへっ。残しちゃった」
彼が顔を上げるとそこには小さな茶色い点のついた赤い痕が散っていた。
「ここと…
あとこっち」
上目遣いに私を見上げながら、スカートに潜り込んだ指先が
右足の付け根あたりに添えられた。
「ぜんぶ…
右」
彼の息は少し乱れている。
私は足を閉じたまま横向きに寝かされた。
振り向くと、彼は意地悪に微笑んでいた。
その侵入は口腔内を弄び犯し続けた。
「…んっ」
唇が離れた瞬間に息を思いっきり吸い込む。
彼は私の息すら逃すまいと飲み込んでいた。
何度も何度も、貪るように唇を重ねる。
噛みつくような深い口づけに意識が遠のき、
お互いの熱を奪い合うように舌が絡み合う。
首筋に唇が寄せられ、巧みな舌が少しずつ少しずつ私の躰を侵食していく。
「鼻と目じりのホクロ。ほうちゃんがほうちゃんである証」
そう耳元で囁いて、鼻の上、それから目じりに触れるだけのキスを落とす。
「そして、もうひとつ僕が一番好きなやつは、
とびっきりエッチなところにあるんだよ。知ってた?」
そう言うと同時に上着をまくり上げて
右胸の中心の少し横に吸い付く。ちくっと痛みを感じる。
「えへっ。残しちゃった」
彼が顔を上げるとそこには小さな茶色い点のついた赤い痕が散っていた。
「ここと…
あとこっち」
上目遣いに私を見上げながら、スカートに潜り込んだ指先が
右足の付け根あたりに添えられた。
「ぜんぶ…
右」
彼の息は少し乱れている。
私は足を閉じたまま横向きに寝かされた。
振り向くと、彼は意地悪に微笑んでいた。