消えた同級生【玩具の女編】
欲望
蒼湖とは本当に偶然社会の教科リーダーになった
くじ引きだ
二人で担当の先生に挨拶に行く
その時すっげーくだらない話をした
星座とか血液型とかそんな話だ
先生は眼鏡をかけていたけど綺麗な顔をした、優しくて静かな若い男の先生だった。
俺達三人はいつの間にか仲良くなって先生の部屋に集まり、楽しい時間を過ごすようになっていった…
蒼湖を好きになるのは簡単だった
「寒河江君って如月さんと付き合ってるの?」
体育館に呼び出されまずこの質問…
「付き合ってないけど…何でお前にそんな話しなきゃなんないの?」
「私、寒河江君の事大好きで…」
「言う順番逆じゃね?不愉快!」
こんな告白がよくあった
そんな時は必ず廊下で蒼湖が待っててくれる
「モテ男くん、また告白?」
「ウザイっつーの」
「寒河江は好きな人いないの?」
お前だよ!
そういいたいけどまだ早い!と諦める
「今は秘密の時間が楽しくて!」
「やっぱり?私も!じゃあ行こ!」
笑顔が可愛い蒼湖。なあ、俺の事好きになってよ…
そう何度も呟いた
くじ引きだ
二人で担当の先生に挨拶に行く
その時すっげーくだらない話をした
星座とか血液型とかそんな話だ
先生は眼鏡をかけていたけど綺麗な顔をした、優しくて静かな若い男の先生だった。
俺達三人はいつの間にか仲良くなって先生の部屋に集まり、楽しい時間を過ごすようになっていった…
蒼湖を好きになるのは簡単だった
「寒河江君って如月さんと付き合ってるの?」
体育館に呼び出されまずこの質問…
「付き合ってないけど…何でお前にそんな話しなきゃなんないの?」
「私、寒河江君の事大好きで…」
「言う順番逆じゃね?不愉快!」
こんな告白がよくあった
そんな時は必ず廊下で蒼湖が待っててくれる
「モテ男くん、また告白?」
「ウザイっつーの」
「寒河江は好きな人いないの?」
お前だよ!
そういいたいけどまだ早い!と諦める
「今は秘密の時間が楽しくて!」
「やっぱり?私も!じゃあ行こ!」
笑顔が可愛い蒼湖。なあ、俺の事好きになってよ…
そう何度も呟いた