消えた同級生【玩具の女編】
蒼湖を捕まえて俺のネクタイで縛り上げ、その身体に触る…
唇に触れる…
俺は夢中だった
今まで冷めてた自分はどこに行ったんだろう…
蒼湖だからなのか?
他の女と違う…
「好きな子とするエッチが1番最高」
突然瑠璃の言葉が脳裏によぎる
ああ、そうか…俺…まだ好きなのか…
俺は初めて避妊を忘れて、何度も何度も蒼湖の中で果てた。
本当は直に触れ合いたかったのかもしれない
ただ単に
不思議と何回でも、蒼湖となら出来た…
「なんだこの傷?」
蒼湖の背中の、三日月の様な傷。
俺は初めてその話しを聞いた。
俺が誤解した日の事…
じゃあ、あの時先生とは何にも無かった…?
本当に、本当に何にも無かったのか?
その傷を俺に見せようとしたのか?
これが初めて?
……俺の勘違い……
俺は………