消えた同級生【玩具の女編】

全て手の内を明かしやがって…

その先回りを俺がしてるなんて思わねーんだろうな…

こうなる事は全て想定内。

俺の計画の中

蒼湖、悪いけど俺の言うことをきいてもらうからな…

「俺のおもちゃになれよ…蒼湖」






俺は計画通り蒼湖を手に入れた。

写真を使って脅してやったら、アッサリ言うことをきいた。



「あ、瑠璃?久々ー!俺俺〜」

電話片手にデシカメを見ていた。

「緋色?久しぶり!どうしたの?」

「ちょっと聞きたいことがあって…」

「何〜?珍しいじゃん」

「彼女…ができた…んだけど、焦ってヤッちゃったら、ひでー事になって…」

「下手くそ…」

明らかに受話器の向こうで、瑠璃が呆れた…

「アレっていつ治るの?次いつ出来る??」

「…一ヶ月!!」

「…はい?」

「一ヶ月我慢しろ!そんくらい罪が重い!!」

「マジ?」

「一回痛い思いすると、二回目って怖くて出来ないもんなの!あんた…私が教えたこと無視したわね!?」

「悪ぃ…我慢出来なくて…」

しかも一回どころじゃなくやりまくってしまった…
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