消えた同級生【玩具の女編】
「あ〜あ、とんでもないヤマの担当になったもんだ…」

頭を抱えて私はベットにもぐった。








翌日はあまり寝れなくて、ものすごく早く起きてしまい、歯ブラシを口に入れながら来たばかりの新聞を読んでいた。

「おおっ!びっくり!!もう起きたの?」

太門さんが自分の部屋からでてきた

「そっちはまだ起きてたの?」

「うん、今牛乳飲んで寝る〜」

「ホントに牛乳好きだよね、だからそんな巨人なんだよ」



「どうした?昨日は刺激が強すぎたか?」

頭をくしゃくしゃと撫でながら、太門さんは冷蔵庫に向かった。

「うん。でも考えたってわかんないから、動く。それが私の仕事だからね」

新聞をめくりながら答えた。

「えらい、えらい。でも無茶だけはしないでくれよ!覆面特殊捜査員!」

バンと目の前に牛乳の入ったコップが置かれた。

……飲めって事スか?

「ただ、ホントに無理だけはすんなよ。俺には、もうお前以外大事な物なんてないんだから…」





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