消えた同級生【玩具の女編】
「!!!」
「何で殺してないの?」
玄関のドアが開くと、そこには緋色なんかじゃない違う男が立っていた。
私の腕には注射器が刺さったままだ…
「何でここに!?」
「あのバカ男、普通に学校来てるんだけど…何で殺してない訳?」
「私はあの薬に勝ったから!」
「ムカつく…、ま、二回目はどこまで堪えられるかな?」
「何で私達に付きまとうのよ!?」
「二人とも消えてほしいんだよ…俺の前から…
お前があいつを殺して自分も死ねば、俺はやっと幸せになれるんだよ…」
先輩はゆっくりドアに手をかけ、私の腕の注射器を抜き嫌な笑顔を向けた。
「それではさようなら…
永遠に…」
目の前で扉が閉められた。
私の心が真っ暗になったのと同じに…
逃げられない…この苦しみから
また私の中に、緋色を殺す妄想が回り始める…
死にたい…疲れたよ…
そう思った時だった…
緋色をいつも通り殺して、幸せになった気分の時、緋色の死体が暗闇に吸い込まれていった。
と同時に私の周りまで真っ暗闇になってしまった…
「緋色…?」
「何で殺してないの?」
玄関のドアが開くと、そこには緋色なんかじゃない違う男が立っていた。
私の腕には注射器が刺さったままだ…
「何でここに!?」
「あのバカ男、普通に学校来てるんだけど…何で殺してない訳?」
「私はあの薬に勝ったから!」
「ムカつく…、ま、二回目はどこまで堪えられるかな?」
「何で私達に付きまとうのよ!?」
「二人とも消えてほしいんだよ…俺の前から…
お前があいつを殺して自分も死ねば、俺はやっと幸せになれるんだよ…」
先輩はゆっくりドアに手をかけ、私の腕の注射器を抜き嫌な笑顔を向けた。
「それではさようなら…
永遠に…」
目の前で扉が閉められた。
私の心が真っ暗になったのと同じに…
逃げられない…この苦しみから
また私の中に、緋色を殺す妄想が回り始める…
死にたい…疲れたよ…
そう思った時だった…
緋色をいつも通り殺して、幸せになった気分の時、緋色の死体が暗闇に吸い込まれていった。
と同時に私の周りまで真っ暗闇になってしまった…
「緋色…?」