消えた同級生【玩具の女編】
強い音と共に突然扉が開き、私は目を開けた。
「何やってんだ!テメー!!」
その声で突然視界が揺れ、私の喉と肺に空気が突き刺さって、私は襲われる空気の波におもいっきりむせる
「大丈夫か!?碧依!」
むせる私を無理矢理立たせ、強い力が肩を掴んだ。
来てくれた…、助けに来てくれた!
「…緋色…何で?…」
「お前…記憶が…?」
「え!?緋色…知って…」
「あーあ、ヒーローのお出ましですか?」
王子がゆっくり立ち上がり、片手にはプラスチックの容器を掴んでいる
緋色は私を自分の後ろに回し、私の腕を強く握った
「お前…、そうか、全部お前の仕業だったんだな!あの日、お前にぶつかって変な事を吹き込まれなければ、俺は先生と蒼湖を誤解することも無かった。お前はずっと、俺らを不幸に落し続けてたんだ!何なんだ!」
私は緋色との会話を思い出していた
「何やってんだ!テメー!!」
その声で突然視界が揺れ、私の喉と肺に空気が突き刺さって、私は襲われる空気の波におもいっきりむせる
「大丈夫か!?碧依!」
むせる私を無理矢理立たせ、強い力が肩を掴んだ。
来てくれた…、助けに来てくれた!
「…緋色…何で?…」
「お前…記憶が…?」
「え!?緋色…知って…」
「あーあ、ヒーローのお出ましですか?」
王子がゆっくり立ち上がり、片手にはプラスチックの容器を掴んでいる
緋色は私を自分の後ろに回し、私の腕を強く握った
「お前…、そうか、全部お前の仕業だったんだな!あの日、お前にぶつかって変な事を吹き込まれなければ、俺は先生と蒼湖を誤解することも無かった。お前はずっと、俺らを不幸に落し続けてたんだ!何なんだ!」
私は緋色との会話を思い出していた