消えた同級生【玩具の女編】
この家に来て三週間が経とうとしていた。

順番にお風呂に入り、いつもの様に課題をしていた時、寒河江が口を開いた…

「お前生理終わった?」

私はドキッとして寒河江を見た。

「俺、もう我慢しないから。今日からやるぞ…」

真剣な目が私を見ていた。

「な、何で?しないんじゃないの?」

声が震え出す。

「はー?何の為に一緒に住んでると思ってんの?」

「だって今まで…」

寒河江がペンを置いて近づいて来る。

力強く腕を引っ張り、私を引きずってベットに投げた。

私の身体がひどく強張る…

寒河江がベットに乗り、私の上に跨がった。

「甘いよ、蒼湖。」

ゆっくり髪を撫で顔を近づけた。

私は顔を反らして目を固く閉じる。

寒河江の舌が首筋を這ってきて、私の身体がビクッと動く。

「可愛いね、首弱いの?」

熱っぽい寒河江の吐息が、耳を直撃する…

寒河江の舌がじっくり時間をかけて首から下へ移動し、身体の隅々まで丹念に私を濡らした。

私は小さく震えていた。
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