君に初恋。[短篇]
告白
-次の日-
私は少し寝坊した。
急いで用意して学校に
向かった。
キーンコーンカーンコーン
私はギリギリ
間に合った。
自分の席に座り
突っ伏した。
隣から声をかけられた。
「高松さんおはよ」
その低くて優しい声は
末永涼太くんだった。
「涼太くんおはよう」
末永くんは赤くなった。
「え…何で赤くなるの?」
「だって…下の名前…」
「あ…ごめん…」
「いや…大丈夫だよ?」
「そっか、良かったぁ♪」
「おうっ♪」
「うちの事も沙耶でいいよ?」
「わかった♪じゃあ沙耶…」