君に初恋。[短篇]
ホームルームが終わり

私は家に帰ろうとした。

「あっ待って!沙耶!」

「涼太くん…?」

その時末永くんに

呼び止められた。

「あ…あのさ今日一緒に帰れる?」
「あ…」

私は由季の方を見た。

由季はニヤニヤしながら

口パクで頑張れって言って

彩未と一緒に帰ってしまった。

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