ずっと一緒
バイト先でも少しずつ会話が増えていったが、他の女の子と話ている姿を見るのはとても辛かった。嫉妬をしてしまう自分がいて、コレは完璧に「恋」だという事を確信した。
バイトで一緒になる度にどんどん惹かれていき、雑誌で「ケータイのメモリー番号三番に好きな人を登録すると恋が叶う。」と書いてあるのを見つけ、試したりもした。
学校でクラスが同じで仲良くなったマリと一緒に、よく占いなんかにも行っていた。マリとは恋の話を頻繁にしていた。私の性格とは反対で積極的なマリは、「コウキ君、遊びに誘ってみたら?」などとよく言っていた。私も遊びたい気持ちは山々だったが、誘う勇気なんか全くと言っていいほどなかった。臆病だった。断られるのが恐かった。
ただ一緒にバイトに入れるだけで楽しかった。時々、先輩の井沢さんに誘われてみんなでゴハンを食べに行ったり、カラオケやボーリングに行く事はあった。 私はこんな日を利用して、岡平君と一緒に写メを撮ったりした。次の日、私は学校で仲良しの友達に早速、写メを見せた。友達は皆、簡単に「告ってみたら?」と言ってきたが、告白なんてとんでもないと思い、慌てて「無理無理」と答えた。
バイトで一緒になる度にどんどん惹かれていき、雑誌で「ケータイのメモリー番号三番に好きな人を登録すると恋が叶う。」と書いてあるのを見つけ、試したりもした。
学校でクラスが同じで仲良くなったマリと一緒に、よく占いなんかにも行っていた。マリとは恋の話を頻繁にしていた。私の性格とは反対で積極的なマリは、「コウキ君、遊びに誘ってみたら?」などとよく言っていた。私も遊びたい気持ちは山々だったが、誘う勇気なんか全くと言っていいほどなかった。臆病だった。断られるのが恐かった。
ただ一緒にバイトに入れるだけで楽しかった。時々、先輩の井沢さんに誘われてみんなでゴハンを食べに行ったり、カラオケやボーリングに行く事はあった。 私はこんな日を利用して、岡平君と一緒に写メを撮ったりした。次の日、私は学校で仲良しの友達に早速、写メを見せた。友達は皆、簡単に「告ってみたら?」と言ってきたが、告白なんてとんでもないと思い、慌てて「無理無理」と答えた。