ずっと一緒

迷い

この幸せがずっと続くと信じていたよ…。ミクちゃんから話を聞くまでは…
ミクちゃんは、妹の友達で時々うちに遊びにきていた。そのミクちゃんが、自分の友達から聞いた話だけど友達がカラオケに行っている時にナンパされて、その中の一人がどうも岡平君っぽいという事を言ってきた。信じたくなかった。
自分の中で勝手なイメージを作っていたから尚更だ。岡平君は、優しくて真面目だけど面白くて、純粋な人だと決めつけていた。
かなりショックで、裏切られたという思いが強かった。普通にそこらへんの男と同じやったんだと思い、幻滅した。
認めたくないけど事実だった。
岡平君は友達に誘われて、仕方なく…でも別に何もしてないよ。って言ってた。もう、特に問い詰めようともしなかった。
この時、早くも「別れ」を決意した。
メールもシカトした。
この日、高校時代の友達ユキと遊んだ。ユキに会うのは久しぶりで、岡平君とラブラブと思っていたユキはの色々と聞いてきた。
でもこの時の私には、
「どうせすぐ別れるよ」
こんな言葉しか出す事ができなかった。
何度も別れを告げようと思った。でも…三年間も好だった人を簡単に手放す事はでなかった。それともう一つの理由があった。
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表紙・目次

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