【短編】レタスとサバ
数ヵ月後―
静かな河川敷を二人で歩く
「腕、大したことなくて良かったね」
「すごい傷痕だけどね」
サバが笑う
私も笑った
「しかし、俺のコーナー…いつの間にかナルトの護身術コーナーになっちゃって…ちゃっかりっていうか、何て言うか…」
「いいんじゃないの?あんたが散々お店は紹介してくれたんだから、世代交代しないと…」
「レタスはいいの?」
「私?私はいいよ…。ゴマシオがさ、私達は二人揃って笑ってると太陽みたいだって、前に話してくれたんだよね〜。それって、十分みんなのアイドルって事じゃない?」
サバが真剣に私の顔を見ていた
「私はみんなのアイドルじゃなくて、商店街のアイドルになりたかったの…でももうなってたみたいだから、十分!!」
その言葉に安心したみたいで、サバは微笑んだ
「良かった…」
私達は川岸に座って、川に石を投げた
「あの日の放送、全国ニュースになったんだよね?」
「そうだよ。この前の衝撃映像スペシャルでグランプリ取ったんだから!何で見てないの?」
「最近、家の手伝いで忙しくて…」
静かな河川敷を二人で歩く
「腕、大したことなくて良かったね」
「すごい傷痕だけどね」
サバが笑う
私も笑った
「しかし、俺のコーナー…いつの間にかナルトの護身術コーナーになっちゃって…ちゃっかりっていうか、何て言うか…」
「いいんじゃないの?あんたが散々お店は紹介してくれたんだから、世代交代しないと…」
「レタスはいいの?」
「私?私はいいよ…。ゴマシオがさ、私達は二人揃って笑ってると太陽みたいだって、前に話してくれたんだよね〜。それって、十分みんなのアイドルって事じゃない?」
サバが真剣に私の顔を見ていた
「私はみんなのアイドルじゃなくて、商店街のアイドルになりたかったの…でももうなってたみたいだから、十分!!」
その言葉に安心したみたいで、サバは微笑んだ
「良かった…」
私達は川岸に座って、川に石を投げた
「あの日の放送、全国ニュースになったんだよね?」
「そうだよ。この前の衝撃映像スペシャルでグランプリ取ったんだから!何で見てないの?」
「最近、家の手伝いで忙しくて…」