Tulipーーーー永遠の愛ーーーー
俺はあの日…
このすごくいい天気の
桜舞い散る日に………
大好きな……
お母さんに捨てられた。
小学生だった俺には………
それが………
悲しくて…
悲しくて…
寂しくて…
こんないい天気なのに…
僕は一人で
この場所で
泣いていた。
この町で一番空に近い場所で…。
すると…
僕の目の前に……
白いワンピースを着た…
俺と同い年ぐらいの
かわいらしい少女は………………………