Tulipーーーー永遠の愛ーーーー


その日から……


必死に…勉強や…運動や……

頑張ったー。


ただお母さんに褒められたくて…。

でも………


お母さんは

「せっかく育ててあげてるのに…
あんたは何もできないのね…」


そう私を見下すように…笑う………。


でも……兄には


「怜斗はやっぱり完璧ね。
さすが私の子……。誰かさんとは全然ちがう…」



私より明らかに点が低いのに………



そんなこんなで……



私は家が居心地の悪い場所になり…

兄への気持ちも薄れつつあった……。


私が中学に入る頃には……


機嫌が悪くなると……

私にあたってきた………


兄の見えないところで……


体のあらゆる所を

殴ったり……

蹴ったり……


私の体はアザだらけだった。


兄には……


「また、こけちゃった。」


とか言って………


誤魔化していた……。



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