Tulipーーーー永遠の愛ーーーー
お母さんは…………
なんで?なんで?な…んで?
何度もそう言いながら……
頭をくしゃくしゃ…しだした……。
そして……
あんたが悪いのよ!
あんたが何もかも壊したの…。
あんたよ存在が……悪いのよ……。
怜斗?今すぐあなたの元に、行くからね。
そう言って…………
お母さんは…………
自分の胸を自分で刺した…………。
私は真っ白のワンピースが
真っ赤に変わってるのを見て……
やっと……状況を、理解した………
“いやぁぁぁあーーー!”
“お母さぁぁぁあん れぇいとぉぉぉ”
“ごめんなさぁぁあぁい…”
私は………頭を抱え………
泣き崩れた…………。
私の記憶はそこで途絶えた。」