秘密から始まる恋
「吹奏楽部かぁー、まぁ水雨運動嫌いだもんねー」

「…嫌みですか」

軽く清香を睨み付ける

「HAHAHAHAHA」

「うぜぇー」

「まぁまぁ、時間だしそろそろ行こー」

時計を見るとそろそろ部活が始まってしまう時間だった

「やばっ、急がんと!じゃまたあとで!!!」

私は走って音楽室に向かった


「っ…はぁっはぁっ…きつっ」

音楽室は北館の三階で私の教室が南館の二階


遠すぎるっ…


なんとか時間内に音楽室に到着できた

それから楽器をいろいろと体験させてもらった

クラリネット、フルート…

始めてみる楽器もあった


なんじゃありゃ〜!!!


「吹くのも疲れてきたでしょ?パーカッションっていう打楽器に行く?」

そう先輩に誘われる

私はうなずき先輩の後ろをついて行った


< 3 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop