紫陽花たちの相合傘




「あー……」



突然、男の声がし、私はバッと振り向いた。



たまたま廊下を通りかかりました。

といった風情のその男は見覚えのあるクラスメート。



確かサッカー部だったはず。



日に焼ける割に真っ黒な髪。

イメージとしてはザ•無口。

よく見たら、正直イケメンだと思うけど、目立ちすぎない程度にしている。






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