冷酷社長の極上の愛②
「子供が安定期に入ったら、

結婚式を挙げようと思ってるんだが、

亜紀は大きいお腹で結婚式なんて嫌か?」


「・・・そんなことありません」


…むしろ、嬉しい。

結婚式なんて、もうあげられないと思っていたから。



「俺たちはこんなに幸せで、

そんな中授かった子供なんだって、

この子に教えたいから・・・

・・・なんてそんな理由をつけて、

実は、君のドレス姿が見たいだけなんだが」


そう言って笑った宗吾。


「…嬉しいです、ありがとうございます」


「君に負担にならないよう、

親しい者だけを呼んで式も、披露宴もするつもりだ。

お腹の子供が生まれ、落ち着いてから、

社の関係者のパーテイーはしないといけないがな」



「・・・色々考えてくれてるんですね」


「亜紀とお腹の子を守るのは、

オレの仕事だからな・・・」
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