冷酷社長の極上の愛②
「亜紀をそんな風にしたのは、

オレのせいだよな」



「・・・わかってるなら、

亜紀に近づくな・・・」


宗吾の低い言葉が、

祐司の胸に突き刺さる。

それでも、祐司は話しを辞めなかった。



「亜紀・・・すべておれのせいだ。

君を傷つけた事。

君を悲しませたこと・・・

すべてオレのせいだ・・・

許してほしいなんて言わない。

でも、一言謝罪したかった・・・

もう、二度と、亜紀の前には現れない・・・

すまなかった・・・」



「祐ちゃ・・・ん」


もう祐司は何も言わなかった。




「祐ちゃん、ありがとう」


思ってもいない言葉に、

宗吾も祐司も驚いてる。
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