冷酷社長の極上の愛②
「優しくしてくださいね」

「・・・もちろんだ」

宗吾は、私の唇にキスを落とす。

その次にキスをした場所。


「そ、宗吾さん?!」

私は驚き、悲鳴に近い声を出す。

宗吾はクスッと笑った。


「この子も驚いちゃいけないと思ってね。

しばらく、ママを借りるよって許しを得てたんだよ」

…そう。二番目にキスをしたのは、私のお腹だった。


宗吾の言葉に笑みがこぼれた。

宗吾も微笑み、もう一度キスをする。

そのキスは次第に深くなり、私は吐息を漏らす。


宗吾に抱かれるのは久しぶりで、

今まで以上に体が火照る・・・


そんな私を、宗吾は優しく慈しむように愛撫し、

私を天に昇らせた。


「そう・・ごさ・・」

「愛してる・・・」

そして二人は夜の闇に溶けていく・・・

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