冷酷社長の極上の愛②
「そうですね・・・子宮口も4センチ開いてます。
このまま規則正しい陣痛が始まれば、そのまま出産に」
「でも先生、まだこの子は9か月なんですよ?
大丈夫なんですか?」
少し震えた声の私に、先生は微笑む。
「・・・大丈夫、そんなに不安にならなくても大丈夫です。
体はもう出来上がってますし、生きていく力はついています。
ただ、体重が軽い事もあるので、しばらくは、保育器の中になると思いますが」
「この子を助けてください」
…それが私と宗吾のたった一つの願い。
「もちろんです。出産、一緒に頑張りましょうね」
「はい」
…それから約4時間後。
規則正しい陣痛になる。
痛みに耐えながら、呼吸法で、痛みを逃す。
…いつの間に、宗吾はそれを習っていたのか?
私と同じように、してくれた。
腰を擦ったり、痛みの合間に、飲み物をくれたり。
忙しい毎日の中で、どうやって勉強していたのか。
このまま規則正しい陣痛が始まれば、そのまま出産に」
「でも先生、まだこの子は9か月なんですよ?
大丈夫なんですか?」
少し震えた声の私に、先生は微笑む。
「・・・大丈夫、そんなに不安にならなくても大丈夫です。
体はもう出来上がってますし、生きていく力はついています。
ただ、体重が軽い事もあるので、しばらくは、保育器の中になると思いますが」
「この子を助けてください」
…それが私と宗吾のたった一つの願い。
「もちろんです。出産、一緒に頑張りましょうね」
「はい」
…それから約4時間後。
規則正しい陣痛になる。
痛みに耐えながら、呼吸法で、痛みを逃す。
…いつの間に、宗吾はそれを習っていたのか?
私と同じように、してくれた。
腰を擦ったり、痛みの合間に、飲み物をくれたり。
忙しい毎日の中で、どうやって勉強していたのか。