冷酷社長の極上の愛②
ふるえる子羊って。

私、そんなに弱そうに見えるかな?

・・・

「変わったわね、宗吾。

変えたのは、亜紀さんかしら?」



「・・・たぶんな」



「相性はいう事なしね?

…じゃあ、私と潤也は帰るわ。

そろそろ結婚もするんでしょうから・・・

その指輪、婚約指輪でしょう?」


私の指輪を指し、そう言う麗子。

私は相変わらず涙目のまま頷く。


・・・


「早いけど、結婚祝いよ・・・

この部屋で一晩愛を再確認して♥」

そう言ってウインクした麗子。

思わず私は顔を赤らめる。

・・・

「麗子」

宗吾が麗子を呼び止めた。


「今度のお休み、今度は4人で

お食事でもしましょう?

潤也をちゃんと紹介したいし」


「・・・ああ」
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