冷酷社長の極上の愛②
苦笑いをしてそう言うと、
急に真剣な眼差しに変わった宗吾。
私はドキリとして、
息を呑んだ。
・・・
「亜紀」
「・・・はい」
「まだ結婚式は先だが、
亜紀を婚約者だと、社員に公表してもいいか?」
「?!…公表ですか?」
「・・・ああ」
「どうして、急に?」
「式を挙げる前には公表するつもりでいたが、
ちょっとした事情が出来た」
「…事情と言いますと?」
「他社の社長が、まだ結婚していない私に、
うちの娘をどうかと、言い出した」
「・・・」
私は驚き、声も出ない。
「心配することはない。
私には亜紀だけだし、結婚すると言う事は
一生モノだ…それが出来るのは亜紀、
お前だけだ…だから、この期に
公表しようと考えた。光輝も光司も、
了解済みだ」
急に真剣な眼差しに変わった宗吾。
私はドキリとして、
息を呑んだ。
・・・
「亜紀」
「・・・はい」
「まだ結婚式は先だが、
亜紀を婚約者だと、社員に公表してもいいか?」
「?!…公表ですか?」
「・・・ああ」
「どうして、急に?」
「式を挙げる前には公表するつもりでいたが、
ちょっとした事情が出来た」
「…事情と言いますと?」
「他社の社長が、まだ結婚していない私に、
うちの娘をどうかと、言い出した」
「・・・」
私は驚き、声も出ない。
「心配することはない。
私には亜紀だけだし、結婚すると言う事は
一生モノだ…それが出来るのは亜紀、
お前だけだ…だから、この期に
公表しようと考えた。光輝も光司も、
了解済みだ」