冷酷社長の極上の愛②
「…分かりました。

私も宗吾さん以外と添い遂げるつもりは

ありません…宜しくお願いします」


真剣な表情でそう言って、

深々と頭を下げた。

・・・


「悪いな・・・

亜紀に余計な心配をかけて・・・

本当に急だが、明後日の金曜日、

社員達が休みに入る前の日に、社員全員を、

招集し、発表する・・・

だからその時は、亜紀、オレの傍にいろ・・・

それ以後、オレの傍を、片時も離れるな。

亜紀を危険な目には合わせたくないから」



「はい・・・

いつもどんな時も、

私は宗吾さんの傍にいます」


目を見合わせた私たとは、

優しい笑みに代わっていた。


「亜紀、おいで」


ゆっくりと宗吾の傍に近寄る。

宗吾は私の手を取ると、

グッと自分の方に引き寄せ、私を抱きしめた。
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