君と図書室で
「ねぇ、由佳」
「…はぃ」
由佳って呼ばれるのまだ恥ずかしい…。
って、恥ずかしがってる場合じゃなくて。
「なぁに?」
「オレさ、由佳とならこれから先ずっと笑っていられる気がするんだ。でもたまにケンカしたり泣かせたり…まぁ、いろいろあると思う」
「う、ん…」
「でもさ、そんなの乗り越えて…またいっぱい笑っていきたいんだ」
「…うん」
「あ~上手く言えないけどさ。…こんなオレについて来てください」
…ヤダ。
そんな急に言われたら…っ
「あはは~また泣かせちゃった」
「う~っ」