君と図書室で
ついつい苦笑いしてしまった私の顔を見て大地君、不思議そうな顔をしてる。
「どうかした?舌でも噛んだ?」
「なんで?!そんな顔に見えた?!」
「うん」
私の苦笑いの顔ってどんな顔なの…
そんな変な顔なのかな…
「冗談だよっ!なんで本気にしてんの」
「なっ!?笑わないでよねーっ!!」
「ごめんごめん!」
まだ笑ってるし!
冗談だったなんて~っ!
本気にしちゃったじゃん!
「それで?…今日は何の話にする?」
「ん~由佳ちゃんの話」
「はっ?!」