君と図書室で



「好きだよ」

「!!」



 それは…

 私がずっと大地君に言われたかった言葉。



「…由佳?」

「だ、いち…くんっ…」

「はははっ、何?また泣いてるの?」



 嬉しすぎて、夢みたいで。

 信じられなくて。

 でもこれは現実で…。



「だって…幸せすぎてぇ…っ」

「はぁ?幸せすぎ?何言ってるの」



 そう言うと大地君は私の耳元で甘く囁いた。



「これから、オレがもっと由佳のこと幸せにしてあげるから」

「・・・!!」





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