結婚の賞味期限 人生の消費期限【完】
さて、ここからは作品のこぼれ話を…

この「結婚の賞味期限 人生の消費期限」は、

「恋の賞味期限 愛の消費期限」ではあえて描かなかった

ひなさんとみずき君の結婚式について描きたいと思っていて、

1年以上前から作品を書き始め、放置していました。

果たして、入籍だけした彼らがわざわざする結婚式に

ふさわしいのはどのようなものか…

それについて、他の作品を考えながらもずっと悩んでいました。


先日7月に「恋の賞味期限 愛の消費期限」が

編集部様のオススメ作品に選んでいただいたときに、

私が書き続けることを周りから望まれているのはこの作品なのだろうか…

という想いに至って続編を書くために、

まずは番外編を書くことを決意しました。


私自身、新しい作品を生み出すことは、

私にとって自分の身を切るような作業になります。

その時に自分の持てる全てをその作品に注ぎ込むので、

書き終わった後には放心状態で、

しばらくはもう何も出てこなくなってしまいます。

特に、物書きにもかかわらず、情景の描写が正直苦手なので、

結婚式の諸々の情景を書ききれるかの不安は大きかったです。


そして、ほぼ最後まで書けたときに、

最初は【END】という文字を入れたのですが、

どうしてもそれに違和感があり、悩んだ末に、

今回はあえて続く【To be continued】という終わり方にしました。


最後に書いた優奈Sideは、そのまま

次回作「恋の賞味期限 愛の消費期限」2
―この先に待ち受けるもの―

の冒頭に登場します。

それだけでなく、この優奈の行動、心理が、

2には大きく影響を及ぼします。

2は、主役は1に続きひなですが、

「不条理な恋 理不尽な愛」の  ほのか×大希  

の人生も大きく関わってきます。

ほのか×大希 ひな×瑞希  優奈 美奈 晃希  

それぞれ三世代が色々な困難に向き合うことになります。


おそらく、こんな暗い作品は…

という方も多くおられると思います。

でも私の中では、人生において何もないただ平凡な日常はほぼない。

人生はおとぎ話じゃない。

死を迎えるその日まで続く、幸せを求める冒険の旅なんだと…

その困難を、その試練を、どうやって乗り越え、向き合うかによって

その人生の価値は、決まるのだと思います。

皆さんの心に何かが残れば…

私は一人でも読んで下さる方がいれば、

その方に何かを感じていただくことができれば

幸せだなと思います。

しばらくは、2を書きながら、本作を修正加筆したいと思います。

ある程度それが納得できてから、完結ボタンを押したいなと思います。

2014.9.28   りょう
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