キライノカケラ
しばらくして飯田の車が停まって アタシは助手席に乗り込む
「どうしたの?クリスマスなのに」
「妻の祖父母が来ていて 温泉に出かけたんだ
はっきり予定がわからなかったから 今日子には言わないかった
サプライズで嬉しいだろ?」
運転する横顔が笑っていた
「うん」
ずるい男・・・・・・・
「どこ行くの?」
「まずは ケーキを買っていくだろ」
「あ ケーキね」
「俺の大好物のケーキ屋があるんだ」
ケーキなんてもう何年も食べてない
千尋はケーキうまくつくれるようになったのかな
千尋と離れてからケーキを食べていない
甘くて美味しくて
そして残酷で辛くて・・・・・・・・
千尋を奪って行った ケーキ・・・・・・
「どうしたの?クリスマスなのに」
「妻の祖父母が来ていて 温泉に出かけたんだ
はっきり予定がわからなかったから 今日子には言わないかった
サプライズで嬉しいだろ?」
運転する横顔が笑っていた
「うん」
ずるい男・・・・・・・
「どこ行くの?」
「まずは ケーキを買っていくだろ」
「あ ケーキね」
「俺の大好物のケーキ屋があるんだ」
ケーキなんてもう何年も食べてない
千尋はケーキうまくつくれるようになったのかな
千尋と離れてからケーキを食べていない
甘くて美味しくて
そして残酷で辛くて・・・・・・・・
千尋を奪って行った ケーキ・・・・・・