キライノカケラ
「キョン・・・・ちゃんって・・・
花の時 来てくれた?」
母親が戻ってきた。
「はい・・・・」
思い出されたくなかったけど今は千尋と
もう少し一緒にいたかった。
「あら すっかり美しくなって・・・・おばさん
わからなくてごめんなさいね。ほらこれ
クッキーのセット入れておくから~~」
「ありがとうございます・・・・」
「実はね主人 体調崩して店閉めることにしたんだけど
それを知った千尋が手伝いに来てくれたの。
それで今年はこうやってクリスマスケーキを
提供できたってわけなの。
立派になって主人と一緒に泣いちゃったわ」
本当に千尋は立派になって
アタシも眩しくて 真正面から見ることもできない
「お正月はキョンちゃんも帰るんでしょ?」
「え?いや まだ…・決めてなくて」
「千尋には帰るように言ってるのよ。
ご両親も会いたがってるだろうから 決めてないなら
キョンちゃんも一緒に帰りなさい!!
千尋だってもうずっと帰ってないって言うんだもん。
親だっていつまで元気かわからない年になったんだから
いい機会だから そうそう 帰りなさい!!」
花の母親はそう言うとニコニコしてアタシたちを見ていた。
花の時 来てくれた?」
母親が戻ってきた。
「はい・・・・」
思い出されたくなかったけど今は千尋と
もう少し一緒にいたかった。
「あら すっかり美しくなって・・・・おばさん
わからなくてごめんなさいね。ほらこれ
クッキーのセット入れておくから~~」
「ありがとうございます・・・・」
「実はね主人 体調崩して店閉めることにしたんだけど
それを知った千尋が手伝いに来てくれたの。
それで今年はこうやってクリスマスケーキを
提供できたってわけなの。
立派になって主人と一緒に泣いちゃったわ」
本当に千尋は立派になって
アタシも眩しくて 真正面から見ることもできない
「お正月はキョンちゃんも帰るんでしょ?」
「え?いや まだ…・決めてなくて」
「千尋には帰るように言ってるのよ。
ご両親も会いたがってるだろうから 決めてないなら
キョンちゃんも一緒に帰りなさい!!
千尋だってもうずっと帰ってないって言うんだもん。
親だっていつまで元気かわからない年になったんだから
いい機会だから そうそう 帰りなさい!!」
花の母親はそう言うとニコニコしてアタシたちを見ていた。