キライノカケラ
アタシの片想い
今日のご飯当番は 千尋だった。

「ただいま~」

「千尋 何か買ってきた?」

「え?何?」

「当番でしょ?」

「ごめん すっかり忘れてたわ・・・・・
俺今日は何もいらないから キョンタ何か適当に食って」


そう言うと部屋に入って行った。


何かいつもと違う・・・・・・。
まさか 落ち込んでるとか?


お風呂でも 千尋のことばっか考えていた。
どうか悪ふざけでありますように


フラれてよかった


間違ってうん 何て言われたら大変だったし・・・・



髪の毛を乾かして出て行くと 千尋がソファーに
だらしなく横になっていた。


「あ お風呂いいよ」

「うん 今 入る」


やっぱりいつもの千尋じゃない・・・・。


きっとプライドが傷ついたんだよね?


「千尋 何かあったの?」

それならすぐに忘れるように元気つけてやろう。

アタシは千尋のそばに近寄った。
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