キライノカケラ
「じゃあなってどっかいくの?」
「車 店に返してくるよ」
「千尋のじゃないの?」
「おじさんが気使って 貸してくれたんだ
俺は車持ってないからさ 旅人生活だから
部屋にも荷物なんか何もないし ただ寝るだけ・・・・」
「じゃあまたいなくなるの?」
「気軽に動けないとさ めんどくさいだろ
ビックリするぞ 何もないから」
やっと千尋に再会できたのに
またいなくなるのだけは やめてほしい・・・・
「とりあえずチケットとれたら連絡するから
電話番号教えて・・・・・年末で急だからな・・・・」
アタシの携帯の着信音が鳴った。
「それ俺の番号だから登録しておいて
じゃ おやすみ 戸締りしろよ」
そう言うと千尋は手を振って 角を曲がってしまった。
しばらくボーッとしていた。
そして千尋がすんでいると言う一階の窓を見る
この中のどこかに千尋の部屋があるんだ・・・・
こんな近くにいたのに 二か月も知らずに暮らしていたなんて
損した気になった。
「車 店に返してくるよ」
「千尋のじゃないの?」
「おじさんが気使って 貸してくれたんだ
俺は車持ってないからさ 旅人生活だから
部屋にも荷物なんか何もないし ただ寝るだけ・・・・」
「じゃあまたいなくなるの?」
「気軽に動けないとさ めんどくさいだろ
ビックリするぞ 何もないから」
やっと千尋に再会できたのに
またいなくなるのだけは やめてほしい・・・・
「とりあえずチケットとれたら連絡するから
電話番号教えて・・・・・年末で急だからな・・・・」
アタシの携帯の着信音が鳴った。
「それ俺の番号だから登録しておいて
じゃ おやすみ 戸締りしろよ」
そう言うと千尋は手を振って 角を曲がってしまった。
しばらくボーッとしていた。
そして千尋がすんでいると言う一階の窓を見る
この中のどこかに千尋の部屋があるんだ・・・・
こんな近くにいたのに 二か月も知らずに暮らしていたなんて
損した気になった。