キライノカケラ
獣医を目指す花に 勉強の遅れは多分
一番辛いところだった。
だけど 俺とのことが原因で 学校に来づらくなったのなら
責任は俺にある。
花の分のノートをとって 通い続けるけど
誰もいないのか 家のドアはあかなかった。
郵便受けに今日のノートを入れて帰る毎日
多分この家のどこかに 花はいるのに・・・
心は折れたけど それでも通う。
そんなある日のことだった。
郵便受けに入れて帰ろうとすると
「花のお友達ね?」
前に見かけたことのある 花の母親が立っていた。
「あ はい・・・・
同じクラスの 鈴木 千尋です」
頭を下げた。
「いつもありがとう 綺麗にノートとってくれて
ごめんなさいね あの子はドア開けないのね」
「不登校になったのも俺が原因なんです」
「え?どうして?」
「多分 俺が花さんに 告白したから
学校でからかわれるようになってしまったんです」
「え?キミが?花を?」
母親は目を丸くしている。
俺は何で 母親相手に告白してんだろ・・・・・
一番辛いところだった。
だけど 俺とのことが原因で 学校に来づらくなったのなら
責任は俺にある。
花の分のノートをとって 通い続けるけど
誰もいないのか 家のドアはあかなかった。
郵便受けに今日のノートを入れて帰る毎日
多分この家のどこかに 花はいるのに・・・
心は折れたけど それでも通う。
そんなある日のことだった。
郵便受けに入れて帰ろうとすると
「花のお友達ね?」
前に見かけたことのある 花の母親が立っていた。
「あ はい・・・・
同じクラスの 鈴木 千尋です」
頭を下げた。
「いつもありがとう 綺麗にノートとってくれて
ごめんなさいね あの子はドア開けないのね」
「不登校になったのも俺が原因なんです」
「え?どうして?」
「多分 俺が花さんに 告白したから
学校でからかわれるようになってしまったんです」
「え?キミが?花を?」
母親は目を丸くしている。
俺は何で 母親相手に告白してんだろ・・・・・