キライノカケラ
抱きしめる相手が違うんじゃ?
でも 今 アタシ 千尋の腕の中にいる。
ドキドキドキ……
心臓の音 聞こえたら恥ずかしいけど
「多分さ本当のきょうだいより絶対
俺とキョンタの絆は深いと思う。
男と女を超えて……ずっとずっとこうやって
辛いときも楽しいときも
共有していけたらいいなって……
だからさ キョンタも絶対に幸せになれよ」
千尋が体を離してアタシを見つめる。
言われてる言葉が 何か違うけど
でもアタシは 今千尋とこんなに近づいていて
胸が張り裂けそうになっている。
「おまえはマジで特別な存在……」
アタシは必死で冷静になろうとする。
「うれしくないし……」
「マジかわいくね~~!!!」
そう言うとアタシの頭を鷲掴みにして 前後左右に振った。
「や~やめてよ~~!!!」
小さいときから 千尋とアタシは
いつもこうやって触れ合ってきた……。
いつからアタシ 道を外れてしまったんだろ。
何も考えず 笑えたあの頃に帰りたい……。
でも 今 アタシ 千尋の腕の中にいる。
ドキドキドキ……
心臓の音 聞こえたら恥ずかしいけど
「多分さ本当のきょうだいより絶対
俺とキョンタの絆は深いと思う。
男と女を超えて……ずっとずっとこうやって
辛いときも楽しいときも
共有していけたらいいなって……
だからさ キョンタも絶対に幸せになれよ」
千尋が体を離してアタシを見つめる。
言われてる言葉が 何か違うけど
でもアタシは 今千尋とこんなに近づいていて
胸が張り裂けそうになっている。
「おまえはマジで特別な存在……」
アタシは必死で冷静になろうとする。
「うれしくないし……」
「マジかわいくね~~!!!」
そう言うとアタシの頭を鷲掴みにして 前後左右に振った。
「や~やめてよ~~!!!」
小さいときから 千尋とアタシは
いつもこうやって触れ合ってきた……。
いつからアタシ 道を外れてしまったんだろ。
何も考えず 笑えたあの頃に帰りたい……。