君の特別。





少し沈黙が流れてから、


「れな」

米一がもう一度私の名前を呼ぶ


「ここの観覧車のジンクス…知ってるか?」

「??」


「ここの観覧車のてっぺんでキスすると
永遠に結ばれるって」


そう言った米一は真っ直ぐ私を見つめた


ドキッ―――――――



米一の真っ直ぐな視線に
私は動けなくなった。


夕日で赤く染まる米一の顔…


ドキン…ドキン…



そして少しずつ米一の顔が近づいて…






私たちは――――――――――…
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