幼馴染の甘くない愛情Ⅰ






頭上から降ってきた声。




「え?」



あたし?



顔を上げると男の人が一人。




「見てあげようか?名前は?」

「あっと……柊瑠奈」

「柊ね、えっと…」




そう言って前方を向いた男。

こげ茶色の髪は綺麗にセットされてて
この人混みの中頭一つ飛び抜けるほどの長身。
そして、優しそうな瞳。






……かっこいい。







< 13 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop