幼馴染の甘くない愛情Ⅰ
「お前ら何してんの?」
アパートの前に立ち尽くす
あたし達に声をかけた救世主は…
「星夜っ」
ナイスタイミングっ!!
「久しぶり、星夜さん」
「おう、つか上がれば?」
「お言葉に甘えて」
バカ星夜ぁああ!!!!
そんなこんなで家に上がり込んできた大雅
「あたし疲れたから寝る!」
何か言われる前にそう叫んで
あたしは自分の部屋に入った。
もちろん鍵もかけて。
本当に疲れていたのか
ベッドに飛び込むなり
あたしの瞼は重くなった。