幼馴染の甘くない愛情Ⅰ






「どうやってって?」

「か、鍵は!?」

「かかってなかったけど?」




自信満々にこう言えば…




「うそっ!?かけたと思ったのに~」




すぐ信じるバカ。

俺以外には騙されんなよな。




「瑠奈、なにカリカリしてんだよ」

「……怒ってたのは大雅じゃん」

「そうだっけ?」

「何それ、超怖かったのに。」




なんとも可愛い顔で半べそ。

星夜さんはああ言うけど
俺って瑠奈にはとことん甘いと思う。





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