幼馴染の甘くない愛情Ⅰ

甘い変化







ここって、ここ?



静かにしまった扉を
呆然と眺めるあたし。



「ちょ、ちょっと!」



焦って飛び出すとそこには
もう大雅の姿はなかった。



リビングのテーブルに座り
きょとんとしてる星夜。



「た、大雅は?」

「帰ったけど?」

「そ、そう…」



なんだ…この部屋に住むのかと思った。

超焦ったじゃん。



「………部屋、隣の隣らしいぞ」









いやぁぁぁあ!!


引っ越す前より
近くなってるじゃない!!




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