幼馴染の甘くない愛情Ⅰ





頭にハテナを浮かべていると
大雅の香りに包まれた。



どうしたんだろう…





「大雅?どうしたの?」




なんか、いつもと違う…




「お前が他の男といるとかありえねぇ」

「……」

「耐えらんねぇんだけど」




何を、言ってんの?




抱きしめられているあたしは
大雅の顔なんて見えない。


だから、大雅が何を思って
そんなことを言っているのかも
全然理解できなかった。






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