幼馴染の甘くない愛情Ⅰ








唇を離した大雅は
いつもの如く涼しげな笑顔。


あたしは突然の事に
多分顔が真っ赤になって…




「ぶっ、赤すぎ」

「……っ!///////」

「はは、タコみてぇ」

「なっ、ひど…んっ」




いつの間にか腰と頭に回っていた手。

引き寄せられたと思った時には
大雅から噛みつくようなキス。




「た…ぃがっ」

「喋んな」

「…っん」




どれだけか分からないほど
長くて深いキス。

最後にあたしの下唇をかるく噛んで
大雅はやっとあたしを解放してくれた。







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