溺愛ヤンキーくん
「抹茶ラテ買ってやるから機嫌なおせよ?」
「……直す」
「…おし、いい子。あ、さっき言ったスキューバ出来るとこってどこだ?」
「…あ、そうだった…えっとね…」
優はパジャマ変わりのスエットのポッケからスマホを取り出し、画面を俺に見せた。
「ここ。石垣島だよ」
画面にでていたのは石垣島の綺麗な海の画像だった。
石垣島は前から行きたかった島。
サーフィンなんかもやれるし、スキューバも出来る。
飯は美味いし、のんびりしてて俺は結構好きだったりする。
「お、石垣島なら俺が前々から行きたかったとこなんだ。行こうぜ!」
「うん!いちおーあいつにもいってくるわ」
「隆さん?」
「うん。部屋でまってて」
「わかった」