溺愛ヤンキーくん




「…ありがとな…」


「いいえ!」









うーーーーん。



やっぱりさっきのは俺が払うべきだったよなぁ…


あーあ。初っ端から軽く失敗。



暑さに負けねぇようにしねーとな。


「…皇雅ーーっ!」


「…ん?」



声がした方を向くと優がおれに船の俺に向かって叫んでいた。




「置いてくよーっ!?」


「今行く!」



俺は船に乗り込み、優と合流した。



石垣島、楽しみだな…



初日みたいな事にはならないといいな…



なんて祈ってた。



まぁ、まさかあぁなるとは思わなかったけど。




あれも俺的にはいい思い出。





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