溺愛ヤンキーくん

─……ﾋﾟﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ…ﾋﾟﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ…ｶﾞﾁｬ…───



「……ん…よく寝たぁ～…早くしねーと臨海学校遅れるな…」


はい。みなさんおはようごさいます。


一之瀬優です。



今日は５月15日日曜日。


今日から一週間沖縄で臨海学校です。


えーと。


なんで臨海学校が会ったのにも関わらず荷物を買い物に行かなかったのかといいますと。


例のクローゼットの中から大量の臨海学校に必要な物達を見つけまして。


さらにおじさんからの差し入れもごさいまして。


それで買い物にもいかずにすんだと言うわけです。はい。


ま、ありがたいことなんだけどさ。


なんで臨海学校なのに沖縄に行くわけ？


大体臨海学校っていったらさー


７月位に近くの有名な海でやるもんじゃないの？


ま、沖縄行きたかったから嬉しいんどけども。
　



てかさっさと準備しなきゃな。

遅刻する。



皇雅はだって？


皇雅は昨日翼達の部屋に泊まって荷物の準備するって言ってたからあたしは知らない。



よし…これで全部かな。



あたしは制服をさっさと着て髪の毛はくしでとかしてお終いにした。


────────…………



戸締まりはちゃんとしたし…荷物も全部詰めたから大丈夫だね。



よし。




じゃあ行ってきます。