フィクション

その1


ここはどこにでもあるような普通の公立の高校。
あえて名前は公表しないでおこう。

べ、べつに作者が学校名考えるの面倒くさがったとか、そんなんじゃないんだよ!!

と、それは置いといて。
その学校の2階渡り廊下で2人の男子高校生が窓にもたれながら話していた。
直毛の男子高校生が快晴の空をぼんやりと眺めながら、隣で同じようにぼんやりと眺めている天パの男子高校生に話しかけていた。

「・・・・・・なぁ。」

「・・・・・・・・・・・ん?」

「俺ら、人物紹介のページで名前出てなかったな。」

「・・・・・そういえば、そうだね。やぁ、男子高校生その2君。」

「いやいやいや!そこで、なんで受け入れてるんだよ!!つーか!なんで俺がその2なんだよ!!?」

空に向けていた視線を勢いよく天パに向けてつっこむ。

「僕らを生み出した作者が何となくで付けた順番だしね。しょうがないじゃん。」


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