フィクション
「はぁ~。俺ら生み出した作者、適当過ぎるだろ。」

盛大なため息を吐きながら、窓から生徒が行き交う廊下へと視線を移す。

「人物紹介つっても俺らの紹介、髪が天パか直毛かってのしか書いてねぇじゃん!」

天パは相変わらず空を眺めたまま直毛の話しを聞いていた。

「じゃあ、僕達が自分で自分の紹介すれば良いんじゃないの?」

「お!良いなそれ!んじゃ、読者の方達が俺らの姿を想像しやすいように、自己紹介としますか!!」

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