不思議探偵団☆
玄関も、下駄箱も…
何もかも変わってないよ…
『ん~ユラナさんが居ると思うんだけどぉ…居ないからミキくん、ユラナさんに電話してぇ?』
『あっ、はい…』
僕はポケットからケータイを取り出す。
そしてユラナさんに電話を掛けようとしたとき…
♪~♪~♪~
『あ、ユラナさんだ…』
―ピッ―
『もしもし? ユラナさん…僕たち今 また事件があった高校に来てるんですけど…』
「そうなの? だったら丁度いいタイミングだわ。実はね、遂に私の妹が狙われたの」
―えっ…
『ユラナさんの妹って…この学園の子なんですか…?』
「そうよ。ミキくんと同い年の高校1年。」
―ドクンっ…―
イヤな予感がした。
『ゆ…ユラナさんの名字って…アカウント…ですよね?』
「? そうだけど…?」
やっぱり…