不思議探偵団☆
―翌日―
『ふぁぁ~…ねむぃ…』
僕は眠たい目を擦りながら階段を下りる。
『おはよーさん、ミキ! 今日は仕事だってよ!』
フライパンで上手にホットケーキをひっくり返す三郎さん。
『えっ…仕事…?』
『何だよ? いつも仕事があると めちゃくちゃ喜ぶのに…』
『いえ、別に…』
南北事務所に行こうと思ったのになぁ…
『仕方ないか、仕事だし…パズくん、行こ!』
僕は支度を済ませた後、三郎さんと一緒に事件現場へと向かった。
事件現場では、シンゴとリルラが既に来ていた。
『あっミキくん! サブちゃん! 今回は温泉湯けむり殺人事件よ!!!』
『嘘つけリルラ。ひったくりだろ?』
『まぁねー』
ふと、周りを見渡すと…
『オレっちにも事件解決させろやい!!』
どこかで聞いた声が聞こえた。