不思議探偵団☆
僕たちは しばらく歩いて喫茶店に入った。
『で…僕らに何か用事があるんですか?』
僕はおずおずと聞く。
『ああ。でも本題に入る前に…ミキくんに1つ聞きたいことがあるんだ』
え?
『何ですか?』
『君には、生き別れた父さんが居ますよね?』
――えっ…
『な…何で…しっ…てるん…ですか……』
僕は驚きのあまり、言葉をつっかえる。
確かに―…
僕には生き別れたお父さんが居るということは聞いたことある…
僕は まだ父親の顔を知らない…
でも、何でソレを この刑事さんが知ってるんだ…!?