不思議探偵団☆






僕たちは しばらく歩いて喫茶店に入った。


『で…僕らに何か用事があるんですか?』


僕はおずおずと聞く。


『ああ。でも本題に入る前に…ミキくんに1つ聞きたいことがあるんだ』




え?



『何ですか?』












『君には、生き別れた父さんが居ますよね?』













――えっ…












『な…何で…しっ…てるん…ですか……』





僕は驚きのあまり、言葉をつっかえる。






確かに―…


僕には生き別れたお父さんが居るということは聞いたことある…






僕は まだ父親の顔を知らない…



でも、何でソレを この刑事さんが知ってるんだ…!?










< 24 / 200 >

この作品をシェア

pagetop